本谷有希子の小説『異類婚姻譚』が、第154回芥川龍之介賞候補にノミネートいたしました。この作品は群像11月号に掲載されております。お手元にお持ちの方、ぜひお読みくださいませ。
本日10月7日発売の『群像』11月号(講談社刊)に、本谷有希子の新作小説「異類婚姻譚」が掲載されています。
『ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた――。他人同士が身内になる「夫婦」という不思議な形式。その異和を軽妙洒脱に描いた本谷有希子の挑戦作。
ぜひご一読ください。
Amazon.co.jpの日本での新サービス「Kindle Singles」にて、本谷有希子がGRANTA JAPANにて発表した短編小説『この街から』の販売が開始されました。99円でお買い求め頂けますので、本谷有希子デビューにも、kindleデビューにも是非!他にも、池井戸潤さんや中田永一さんの作品などもあります。詳しくは「Kindle Singles」をご覧ください。
本谷有希子 『この街から』<Kindle Singles> 99円
冬のあいだ、知人から借りた山小屋に籠って仕事をすることにした私。たくさんの白い犬達に囲まれながら、人付き合いのない淡々とした生活が始まる。ある日、麓の町に降りていってみると、人々の口から「犬」という言葉がひそひそ囁かれていることに気づく。そういえば、この白い犬達はいつから自分といるんだろう。この犬達は、どこから来たんだろうーやがて次々と、奇妙な出来事が起こり始める。 ——-