――(食べ続けてるだけで全く進行役をやってないことに気付き) 今回はお楽しみシーンがあるじゃないですか、時子さんと。あれはどうですか?(横畠さん扮する時子との濃厚なラブシーンのこと)
(富)あはは、いきなりだなあ。おもしろーい。
(本)おっきな声でね(笑)
――???(酔ってる)
(富)ええとラブシーンはすっごい楽しみ。そんなのやったことないし。「抱かせろ」とか言ったことないし。普段は言うけど。
(本)普段言うんや。ちょ、やめて、そういうの。キモい。
(富)へへへ。ねえねえどういう印象だった今まで見た僕?
(本)あたしが今まで富岡さんを見たのは妖精の役とみつばちの役なんですけど……(共に阿佐ヶ谷スパイダース)。良い人そうな面ばっか出てたから暴いてやろうって感じはちょっとあったなあ。
(富)ああ確かにねえ。良い人の役ばっかやってきたねえ。
(本)あとなんか富岡さんはほんとはテンションの高い役がすごいできるって話を聞いてて、そういう面とか、引き出されてない富岡氏の魅力をどんどん出してもらおうってね。
(富)すごい、ありきたりなことをバンバン言ってるね(笑)
(本)え、本人としてはどういうのが得意?
(富)なんか、いきなり、暴走じゃないけどそういうのもすごい好き。得意かどうかはともかく。自分で自分が分からなくなるみたいなのがエクスタシー。
(本)でも富岡さん今回の芝居でずっと舞台に出っ放しやけど、こんなに出続けてたらお客に飽きられるんじゃないかって不安はない?
(富)あ、うん、それはある。だからなんかちょっとアレ?って思わせるとこがあってもいいかなって。
(本)ん、なに?
(富)ずっと出続けてるわけだから常に魅力的じゃないと。
(本)あーそれって富岡さんの人間性がわかるってことだね。あ、この人の魅力は三場までだ、とか(笑)
(富)うわー。
(本)これはもう富岡ファンにはたまらない!というか富岡ファンはどれくらいいるんですか?え、ファンとヤっちゃったりするですか?
(富)ファンと?まあ、地方妻三昧だよね。
(本)いるんだ。「まっとってーん」とか、あるんだ!大阪妻が!
(富)いや、うそうそ。あ、でも俺ほんと全然ピュアじゃないし、むしろ腹黒いって言われて、あそうだなって思っちゃうくらいなんだよね。だからなんかもうヤなんだ、良い人みたいのは。いい加減かわいいとか言われる年でもないし。
(本)いくつやっけ?
(富)えっと今年26になりますからね。中田とタメだよ♪
(本)ああもう男がかわいいって年でもないねえ。じゃあもう誰にでも無差別に「抱かせろ」って言ってればいいんじゃん?「おはよう、抱かせろよ」って言っとけばー、ヒュ―!アーダルトー!(投げやり)
(富)「なんだこのさむい人」みたいにならないかなぁ。(ちょっと真剣)
(本)役者なんだからもうスキャンダラススキャンダラス(カタカナ使っときゃいい、みたいな感じで)。今回も女優全員とやったみたいな逸話を残しなよ。
(富)ああそうだね。全員と4Pみたいな。
(本)どうなの?今回女子多いけどグッときたりするん?(もうインタビューとかどうでもいいみたい。)
(富)んー、あんまないねえ。
(本)うちの現場はとくにブラとかパンツとか見えるらしいじゃん(主に本谷本人)。ノーブラで来る女優とかおるし。
(富)うっそ。誰々?別にいいけど。