対談最終回は、まだまだセーラー服のイケる横畠さんと、(自称)優しさあふれる竹厚誠さんです。芝居では姉弟の関係、そして稽古後には竹厚さんの車で途中まで一緒に帰るという密室も経験済みであるこのお二人、はてさてどのような仲睦まじい対談をしてくれるのでしょうか。
――対談第四回目は横畠さんと竹厚さんです。よろしくおねがいします。
(横畠・竹厚)はあ……。
――え、俯いてテンション低いですね。
(竹厚)(ぼそぼそっと)いや、そんなことないですよ…。
(横畠)(もごもごっと)大丈夫ですよ…。
――……。はい!この微妙な距離が!いいですね!
(横・竹)ふう……。
――あの、あんまりかしこまらないで。
(横・竹)うん………。
――どうしよう…。うーんとこれは必ずみなさんに聞くことにしてるんですけど、本谷さん本人の印象を。じゃあ横畠さんからどうぞ。
(横)初対面の時か…。
――結構前ですよね。
(横)そう。福本さん(演出助手・対談の進行役)と同じ時だね。もう、ニ年前か…(物憂げにおにぎりをほおばる)。第一印象は、ものすごく喋る人。
――意外でした?
(横)意外っていうか……。今まで作演の人ってそーんなにおしゃべりな人っていなかったから。本谷さんはいつも一番元気だし、けらけら笑って。
――うんうん。竹厚さんはどうですか?今回が初めてですよね。
(竹)そうです。だから1ヶ月くらい前ですよね。あーー、おもしろいですよ。印象はおんなじだね。元気な人。
――あれ?横畠さんって何回目の出演ですか?
(横)三回目。結構出て…(マイクに近寄って)結構出てます!あっはっはっはっは。
(竹)横畠さん、おにぎりどんどん食べてるね。
(横)(シュンっとなって)おなかすいてるんです…。すみません。
――え、二人の仲はどうなんですか?
(横)(心持ち上ずった声で)結構いいよ!
(竹)仲いいよ!
――プライベートでも喋ったりします?
(横・竹)喋る喋る!
――あ、そうなんですか。
(横)うん。だってタメだもん。
(竹)(稽古後は)車で送ってるもん、毎回。
横畠「おにぎり食べるのをお許しください、ご主人様…」