「石川県伍参市」出演者スペシャル対談
第三回
光瀬指絵×水野敦史 page03

――じゃあ演出をつけられてるときも、本谷さんの言うことをちゃんとこなそうって感じですか?

(水)あ、うんそれはすごい微妙なんだけど。やっぱり自分と感じ方は違うわけじゃないですか。本谷さんに言われたことは守りつつ、なんて言うんだろ自分の色をつけようかなっていうね。

――ふむふむ。

(光)あれ、なに真面目な話?

――――光瀬さんはその辺は得意なんじゃないですか?演出を守りつつも自分を出すみたいなのは。

(光)っていうか全く言われてないことを出しちゃうのはどうなんですかねー。

(水)それはすごいよー。

(光)もっちんは、私が初めて参加したとき(第四回公演「反感の嵐」)はすっごい細かく演出してたんだけど、毎回演出のつけ方は違ってると思うんだけど、今回はすっごい自由だと思う。

(水)うん、前回僕が出た時も(第六回公演「家族解散」)結構自由だったよ。

(光)あ、そうなんだ。私は(本谷以外で)きっちり細かく演出つけられるっていうのをあんまり経験してこなかったんですけど、でももっちんも演出と全然関係無いことやると喜ぶんだよね。だからやっていいんだって思って。だから演出で言われたこともできて、且つ他のこともできれば一番いいなーって思ってはいるんですけどねー。

・福)(とりあえず無くならないうちに肉を食らう)

――(もぐもぐむしゃむしゃ。ハッ!インタビューしなきゃ!)今回は、いろんなとこから役者さんが集まってますけど、稽古場はどんな感じですか?

(酔っ払い・吉本)インタビューっぽい。インタビューっぽい。

(便乗・富岡)うん。突然こういう司会っぷりを出すよね。

――指示が来たから。

(光)どっから!?

(水)今回一番思ったのは役者がすごいツワモノっていうか。びっくりした。今回はほんとにウカウカしてたら自分がやばいなっていう良い意味での緊張感がある。
――ああじゃあツワモノ揃いの役者さんに呑まれないで自分も何かやってやろうみたいな。

(水)ああでも僕の場合は、えっと事務的だと思われるとヤなんですが与えられた役割をこなすって言うふうに思っていつもやってるんですよ。だから自分も何かやってやろうっていうよりはこんなすばらしいメンバーの中でいられるんだっていうことで気持ちが高まってきてるっていうか。なんてインタビュー向けに喋ってみました。



やたらとイイコトを言う水野氏、光瀬さんはその胡散臭さに気づいてますよ!(にしてもこの人、ディズニーアニメに出て来そうじゃない……?)

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