「石川県伍参市」出演者スペシャル対談
第三回
光瀬指絵×水野敦史 page04

――(イイコトばっかり言う水野さんには興味をなくし)そういえば光瀬さんは猫ホテ(猫のホテル)にいたこともありますし、それこそツワモノ揃いの役者の中でやってきたと思うんですけど、今回は同世代の役者の中で結構のびのび楽しんでるんじゃないですか?

(光)そう思った?うんうん、ほんとに。

――この二人って共演は初なんですよね。

(光)うん。今回は初めて一緒にやる人が多いんだよね。だけどなんか初めてって感じがしないの。

(水)ああうん。そうだね。光瀬さんとも話したことはあったけど共演は初めてだね。あ、でも前回(第六回公演「家族解散」)のときに僕はオーディションで参加したんだけど、その時のオーディションで光瀬さんとちょっとやったことがあるね。

(光)めちゃめちゃにやったのをちゃんと受けとってくれた。

(水)いやいや。ていうか光瀬さんのはフリがさ、受けやすいよね。

(光)一応ね、そういうことを考えてやってるつもりなんだけどね。いっつももの凄いめちゃめちゃにやってるみたいに言われちゃうんだよー。ま、めちゃめちゃなんだけど、実際。

(水)え。でも光瀬さんは意図がわかりやすいよ。あの、変な意味じゃなくて。ここをこう突っ込んでくれよっていうのが見える。だからすごいやりやすかったよ。

(光)あ、ほんとに?

(水)実はそういうことをちゃんと考えてるんだなってね。

(光)ちょっとどうなのこれ。赤字で太文字にしといて!でもみんなやりやすいよね。

(水)うん。今回のメンバーはバランスがいいよね。みんな初めてなのに。ま、もちろんね、主宰の力もあるんだろうけどね。(と取り入ろうとするが当の本谷、まったく気付いていない。)

(光)うす汚いブタめ!



今度は光瀬さんを褒め始める水野さん、やっぱり信用できません。え、ていうか首になんか巻くの流行ってんの?それっておしゃれなの?

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